しずてつジャストライン　セレガ車
静岡大阪間8時間以上の夜行便運行に向け、しずてつジャストラインでは西久保営業所に同社初の3列座席車を2台導入しています。見た目は「しみずライナー」や「駿府ライナー」などに使用されている車両と同じ（左側）ですが、車内は右写真のように夜行便向け3列シートになっています。 　椅子の色は昼行便4列シート車とどうようなブルーグレーを基調にし、ベージュ色の枕カバーになっていますが、床はフローリング調のものが使用されている他、カーテンは濃いブラウンの遮光性が高いものが使用されています。
	特徴的なのは窓側だけではなく通路側にも夜間運行時はこのカーテンが引かれ、寝顔を隣の人に見られることがありません。座席の大きさとも相まって「個室」のようにも感じられます。 　JR系では東京大阪間を結ぶ「プレミアムドリーム号」のスーパーシートや、東京青森間を結ぶ「ラ・フォーレ号」などの一部便だけでしか採用されていない車内設備になっています。
■阪急バス　エアロクイーン車
しずてつから見た場合には「新しい設備」であっても、大阪を起点に全国各地への路線を運行する阪急バスではどれも「当たり前」の設備となっています。阪急バスの車両は青を基調にした彩りとなっていますが、可動式枕の設置やドリンクサービスの提供などが行われています。